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梅仕事 [クッキング]

今年はどういうわけか、なんと梅の実が60キロも収穫できました。これまで一番多くても28キロでしたから、突然の記録更新です。40年以上前からある豊後という種類の梅です。ありがたいと同時に、せっかく生ってくれたんだからこの梅、全部なんとかしなくちゃ!という気持ちになりました。これは、家にある瓶を総動員して作った、今年の梅仕事の成果です。
梅仕事.JPG


これでも、60キロの一部です。一度に収穫してしまったので先ず、色から熟し具合を選別して、用途別に3段階に分けるまでが一仕事でした。青い梅も日に日に色づいてくるので、10日ほど毎日梅仕事に追われていました。友人、知人に15キロほど分けて残りは、全部なんとかいろいろなものに使うことができて、一安心。
2013梅60キロ.JPG


青梅のカリカリ漬け。
昨年は、塩だけで作りましたが、今年は、酢と氷砂糖も加えてみました。カリカリにするコツである、青い梅を使うことと、塩で10分近くゴシゴシもむことを守ったら、カリカリと歯ごたえのいい梅に仕上がりました。
青梅のカリカリ漬け.JPG


梅シロップ。
梅1キロに対して1キロの氷砂糖と100ccの酢を入れました。梅は、きれいに洗って水分をきれいにふきとって、毎日、早く溶けますように、とくるくる回していたら、次の日からたっぷりエキスが出て、あっという間にこんなにたくさんのシロップになりました。手前の小さい瓶は、500gの梅に50ccの酢とかぶるほどのハチミツを入れてみました。エキスがたっぷり出たせいか、梅はシワシワです。
梅シロップ.JPG



梅サワー。
梅一キロに氷砂糖一キロと酢を1.8リットル入れて作りました。クエン酸たっぷりで真夏のドリンクに活躍してくれそうです。
梅サワー.JPG


梅の瓶漬け。
大きな容器に漬けてしまうと、なかなか中の様子が分からずにカビが出たりしてしまうので、何年か前から、NHKの今日の料理で見た「梅一キロの瓶漬け」という方法で作っています。ただ、塩分が15%ではちょっと塩辛いかなと思って13%に減らしてみましたが、毎日眺めて上まで梅酢が浸かるようにしていたためかカビも出ず、白梅酢もしっかり上がってくれました。テーブルの上に置いて、浸かり具合を確かめるのも楽しいものです。
梅干し瓶漬け.JPG


赤梅酢。
赤シソを塩でよくもんで灰汁だししてから、白梅酢に浸すとこんなにきれいな赤梅酢になりました。殺菌作用もあるという貴重なエキスです。
赤梅酢.JPG


梅の瓶漬け。
漬けてから10日以上経ったので、いよいよ赤梅酢に漬けました。後は、カビが生えないように毎日観察しながら、土用過ぎまでひたすら待ちます。きれいな色がつきますように。
赤シソ入り.JPG


梅ジャム。
これだけのジャムができました。きれいに洗って、拭いて、茹でて、裏ごしして種を除き、氷砂糖を半量くらい入れて、アクをひたすら取り除いて、ちょっとでも目を離すとすぐに焦げてしまうので、つきっきりでじっくりと煮詰めて出来上がり。最後に、瓶を熱湯消毒して、蒸し器で脱気して完成です。瓶の蓋が一つずつペコン、ペコンという音がして引っ込む音を聞く時は、なんとも言えない達成感を感じます。
手前の瓶は青梅で作ったので少し緑がかって見えますが、他のは、少し色づいてから作ったのでオレンジ色をしています。味も微妙に違いますが、どちらも美味しいです。
梅ジャム.JPG




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