デス・バレー(Death Valley)国立公園 [旅行]
見渡す限り、360度このような景色です。いままでに、どこでも見たことがない不思議な景色をもっとずっと眺めていたかったのですが、ガイドさんに急かされて、バスに戻りました。あれ以上居たら、どうなっていたでしょうか。
バッド・ウォーター。塩水湖の干上がった跡。
公園内の温度計が46℃を指していました。どのような暑さかなァと体験するのを楽しみにしていた暑さですが、チリチリと焼けるようで、これでは、10分以上は外に居られないのではないかと思いました。見学も、バスの中からだけとか、実際に降りたのは、3回だけでした。ガイドさんから、水分を補給するように何度も言われました。デス・バレー発行の資料によると、過去には、1913年1月8日に-10℃(15F)、7月10日に57℃(134F)を記録したそうです。最近では、2005年7月19日に54℃(129F)を記録しているということです。
ここは、海抜-282フィート(-85.5m)で、西半球で一番低い場所です。そのために、この30年間は、平均降雨量が2.5インチ(約6cm)しかありません。1931年~34年の40ヶ月の間に、0.64インチ(1.6cm)しか降らなかったという記録があるそうです。雨がたくさん降った年には、きれいな独特の花が一せいに開くそうです。さぞ、見事なことでしょう。
いよいよ、公園の中に入りました。美しい砂丘。アメリカで最も乾燥し、最も暑く、最も海抜の低い場所に到着です。1849年のゴールドラッシュの時代に、カリフォルニアに向かっていた何人かの人がデス・バレーに迷い込んで命を落としたことから、名づけられたそうです。
ヨセミテ国立公園を出発し、テイオガ峠を越えて、デス・バレー国立公園まで約5時間かかりました。途中の道は、ずーっとこのような道が続きます。この公園は、東京都と千葉県の総面積に匹敵する広さがあります。
nice!をたくさんありがとうございます。xml_xslさんのトップの写真もきれいですね~。どこの写真でしょうか。
by bluestar (2007-07-12 00:43)