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三千院と宝泉院 [旅行]

ずいぶん昔の修学旅行のときに写真を撮った懐かしい門です。中には、寛和二(986)年に「往生要集」の著者で天台浄土教の大成者である恵心僧都源信が父母の菩提のため姉の安養尼と共に建立したと伝えられる、往生極楽院などがあります。


控えめに色づいた紅葉がひときわ映えています。これは、11月6日に撮ったものなので、今はもっと紅葉が進んでいることでしょう。



宝泉院。平安末期より、大原は法儀声明(しょうみょう)の修学地(声明の里)として有名になりました。


立派な五葉乃松。京都市指定天然記念物。


五葉乃松の根。


鶴亀庭園。江戸中期作。池の形が鶴、築山が亀、山茶花の古木を蓬莱山と見る名園。本当の亀がいるのですが見えますか?


名園を眺めながら、美味しいお抹茶をいただきました。


石盤。カヌサイトといわれる美しい音が出る石。住職で声明の大家であった深達僧正(明治時代)が声明のための音律を調べるために愛用されたものだそうです。ほとんど半音ずつの違いの石が並んでいて、石とは思えないほど澄んだ音色にびっくりしました。手前にある棒でたたいて音を出します。


宝泉院の隣りにある宝楽園。パンフレットには「仏神岩組雲海流水回遊花庭」と書いてありました。石、樹木、砂などのすべてに意味があるようです。


仏神の心の世界を表現していて、夜半には砂に月光が照り映えて銀砂幽玄の世界が現れる~~。


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